鍼灸の効果
「健康」は、字が示す通り「健やかな体」と「康らかな心」で成り立っています。
私達は、体に何らかの不調があると先ず眠りに異常が現れてきます。私共の治療院では施術中に皆様がよく眠られます。身体の緊張が解きほぐされて来ると自然と康らかな「眠氣」が出てきます。
治療の効果は、その日の眠りから変わってきますので実感していただけると思います。
まずよく眠れる様になることから始めましょう。
「鍼灸治療院 和」に来られるお客様
治療院に来られる方の多くは、頚(くび)・肩の凝りや膝痛・腰痛症ですが、不眠症、憂鬱症等の心因性疾患、泌尿器系疾患、婦人科系疾患他色々な悩みでお見えに成ります。
10代~80代まで働いている方を中心に男性や女性も幅広くお見えに成ります。
また、治療院には、日本人のみならずドイツ・アメリカ・フランス・韓国等の外国の方もお見えになり、鍼治療を喜んで受けられます。少し日本語が通じれば、コミュニケーションがとれますから大丈夫です。
Q.何回くらい治療すれば良くなりますか?
お客様から、「何回くらい治療すれば良くなりますか?」とよく聴かれます。
ぎっくり腰などは2~3回の治療でほとんど良くなります。
慢性の腰痛については、鍼治療に併せて「スッキリばんテープ」の使用を勧めています。
難聴・耳鳴りのお客様には、10~12回の治療を1クールとして1週間に1度の治療を受けて頂き、その後は間隔をあけるようにお薦めしています。
いずれにしましても、皆様に通院される頻度を少なくする努力をしています。
※定期的な治療がお薦め
4週間に1回の割で治療することをお薦めしています。
女性の生理の周期と月の満ち欠けの周期は同じです。
同様に身体は、角質層の再生周期なども通常は2週間の周期で行われます。
鍼灸治療院和では、4週間に一度の割合で鍼治療を行うえば免疫力の維持につながります。
加えてお彼岸の治療を推奨しています。
お彼岸を挟んで、冬→夏、夏→冬へと身体の対応力は変化しないといけません。
この時期、動物は毛変わりと同時に体をそれぞれのシーズンに合わせるようにします。
私共は、住環境が良くなり、自然に対応する機能が退化しています。
このため、5月や10月に体調を崩す方が増えています。
これを防止するために、お彼岸時の鍼治療を行い、身体のリセットをお薦めしています。
世界基準の治療法「鍼灸治療」
WHO(世界保健機構)では、下記の各疾患を鍼灸の適応症としています。
下記の表のように、11分類、80以上の症状などに対応しております。
神経系疾患 | 神経痛、神経麻痺、痙攣、脳卒中後遺症、自律神経失調症、頭痛、めまい 不眠、神経症、ノイローゼ、ヒステリー等 |
運動器系疾患 | 関節炎、リウマチ、頸肩腕症候群、五十肩、腱鞘炎、腰痛、外傷の後遺症 (骨折、打撲、むちうち、捻挫)等 |
循環器系疾患 | 心臓神経症、動脈硬化症、高血圧低血圧症、動悸、息切れ等 |
呼吸器系疾患 | 気管支炎、喘息、風邪および予防等 |
消化器系疾患 | 胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)、胆嚢炎 肝機能障害、肝炎、胃十二指腸潰瘍、痔疾患 |
代謝内分泌系疾患 | バセドウ氏病、糖尿病、痛風、脚気、貧血等 |
生殖・泌尿器系疾患 | 膀胱炎、尿道炎、性機能障害、尿閉、腎炎、前立腺肥大、陰萎等 |
婦人科系疾患 | 更年期障害、乳腺炎、白帯下、生理痛、月経不順、冷え性、血の道、不妊等 |
耳鼻咽喉科系疾患 | 中耳炎、耳鳴、難聴、メニエール病、鼻出血、鼻炎、蓄膿症、咽喉頭炎 扁桃腺炎等 |
眼科系疾患 | 仮性近視、結膜炎、疲れ目、かすみ目、ものもらい等 |
小児科系疾患 | 小児神経症(夜泣き、かんむし、夜鷹、消化不良、偏食、食欲不振、不眠) 小児喘息、アレルギー性湿疹、耳下腺炎、夜尿症、虚弱体質の改善等 |
鍼灸治療院 和で使用する鍼について
「鍼灸治療院 和」で使用する鍼の種類は、中国鍼と和鍼で全て使い捨てのデイスポ鍼です。
各治療終了後は医療ごみとして定められた業者さんに引き取っていただきます。環境にも配慮しておりますのでご安心ください。